★★★
マーガレット・ミッチェルの名作『風と共に去りぬ』を、林真理子さんが一人称小説にアレンジした作品。
物語の舞台は南北戦争時代のアメリカ。
スカーレット・オハラを勝手に優雅で上品な女性だとイメージしていたが想像を覆された。
戦争なんて関心なし。
興味は華やかなドレスとパーティー&男性にモテる事。過去イチ突き抜けた最強キャラだ。
超ド級の自己中で自惚れ屋。
好きな男にフラれ、やけくそで結婚した相手は挙式二ヶ月後に病死、17歳で未亡人に。
波乱万丈にも程がある。
戦禍に巻き込まれても逆境をバネに逞しく生きる彼女から目が離せない。
はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆受賞歴☆
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第5回 ベストレビュアー賞受賞 「僕が僕をやめる日」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第6回 優秀レビュアー賞受賞 「かがみの孤城」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第7回 ベストレビュアー賞受賞 「逆ソクラテス」
ブクログ BEST USER AWARD 2023 Silver賞