★★★★
2016年を生きる15歳のウニュと1982年を生きる10歳のウニュ。
時空を超えた奇跡の物語。
初めは自分達の身に起きている事が理解出来ず、互いに牽制し胡散臭さを感じていた二人。
往復書簡のみで繋がる正体不明の相手に気持ちはすれ違う。
だが文通を重ね二人の心の距離が近づくに連れ胸が温かいもので満たされた。
母親の存在を全く知らない未来のウニュの為に母親を探し出す約束をする過去のウニュ。
もしかして…という想いは徐々に確信に変わり、真実を受け止める準備も覚悟もしていた。
それでも41通目の送れなかった手紙には涙が溢れた。

幼少期から本が大好きなよつばと申します。私と同じく本が好きな方々の参考になれば幸いです。SNSもフォローしてくださると嬉しいです。