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夜の向こうの蛹たち/近藤 史恵【レビュー】

★★★

主人公の織部妙が文学賞のパーティで新人作家・橋本さなぎと、秘書・初芝祐と出会う所から三人の女性の物語が展開して行く。

小説家として順調にキャリアを積み容姿に恵まれたレズビアンの妙と、新人ながら処女作『やさしいいきもの』が話題になり凄い美人と称される橋本さなぎ、この二人に対して顔面にも体型にもコンプレックスを持つ初芝祐の存在が不穏な空気を作り出している。

さなぎと祐に隠された秘密、妙の恋愛感情、其々が其々の欲を満たす為に行動するも少しずつズレが生じ誤解を生む。

黒でも白でもないアンニュイな空気感を醸し出していた。




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