わたしは栞を挟まない|よつばの読書ブログ

ずっと、おしまいの地/こだま【レビュー】

★★★★

『ここは、おしまいの地』『いまだ、おしまいの地』に続くシリーズ最終巻。
2021〜2022年の日記とエッセイが収録。

やっぱりこだまさんの文章が好き。
ポジティブとは程遠いし読んでいてハッピーな気持ちになるわけではないけれど、身体から力が抜けて心が軽くなっていく。

自身の行動を俯瞰し自分を客観的に分析するこだまさん。
一生懸命だったり、妙におかしかったり、時に怒ったり、いろんな面が垣間見れる。

でも全ての行動の根っこに飾らない人柄と正直さを感じてますますこだまさんが好きになる。

笑いと切なさと優しさが凝縮された至福本。




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