★★★
2020年2月に刊行された「病院でちゃんとやってよ」に続く第二弾。
現役看護師の小原周子さんが描くリアルな介護小説で物語の舞台は大浦東病院リハビリ病棟。
タイトル通り、こんな我儘な患者さんや家族が次々と現れたらそれは、おかんむりにもなるだろうなと主人公の中堅看護師・大八木新菜に同情しきり。
本作では新しく加わった理学療法士の青年スタッフ・潮田海里とのやり取りもあり中々面白い展開に。
個性豊かな登場人物達が織りなす人間ドラマを本作でも楽しめた。
特に主人公、新菜の感情表現が下手くそながら真っ直ぐな姿は応援したくなる。
※誤字脱字が多いのが残念
7頁 目をつけれる× 目をつけられる○
57頁 言ってら× 言ってたら○
281頁 話しを× 話を○
はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆受賞歴☆
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第5回 ベストレビュアー賞受賞 「僕が僕をやめる日」
応募数92件 HN・よつば
松村 涼哉『僕が僕をやめる日』 第5回 レビュアー大賞 2020年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第6回 優秀レビュアー賞受賞 「かがみの孤城」
応募数599件 HN・よつば
辻村 深月『かがみの孤城』 第6回レビュアー大賞 2021年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第7回 ベストレビュアー賞受賞 「逆ソクラテス」
応募数748件 HN・よつば
伊坂 幸太郎『逆ソクラテス』 第7回レビュアー大賞 2023年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
ブクログ BEST USER AWARD 2023 Silver賞 HN・よつば