★★★
日常生活で見掛ける「嫌」と「違和感」に切り込んだエッセイ24篇が収録。
昔から群さんの小説やエッセイを読んで来て、ほのぼのとした人と勝手にイメージを持っていたが、最近では歯に衣着せぬ物言いをされる方だと変化して来た。
私は普段「嫌い」とハッキリ言う事が出来ず、「苦手」などとぼかしているが本著では何度も「嫌い」が出て来て少しビビる。
危ない傘の持ち方をする人や、電車の中でスプレーを使う娘とそれを容認する母親は私も不快に感じる。
いかがなものか!と思う事は多々あれど、自分もそう思われない様に気を付けたいと思った次第。

はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆受賞歴☆
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第5回 ベストレビュアー賞受賞 「僕が僕をやめる日」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第6回 優秀レビュアー賞受賞 「かがみの孤城」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第7回 ベストレビュアー賞受賞 「逆ソクラテス」