わたしは栞を挟まない|よつばの読書ブログ

噓があふれた世界で/アンソロジー【レビュー】

★★★

「かわうそをかぶる/浅倉秋成」
「まぶしさと悪意/大前粟生」
「霊感インテグレーション/新名智」
「ヤリモク/結城真一郎」
「あなたに見合う神さまを/佐原ひかり」
「タイムシートを吹かせ/石田夏穂」
「君がため春の野に/杉井光」

嘘をテーマに描いた7話収録の短編集。

杉井光さん以外は皆さん平成生まれという事もあってか、VTuberや動画配信、マッチングアプリ、ユーチューバーなど今時のコンテンツが目白押しで、文章に勢いを感じた。

どの短編も個性的で楽しめたが、お気に入りは浅倉秋成さんの「かわうそをかぶる」。
痛快で愉快で強烈。




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