わたしは栞を挟まない|四つ葉の読書ブログ

箱とキツネと、パイナップル/村木 美涼【レビュー】

★★★

新潮ミステリー大賞優秀賞受賞作品。

「回覧板とバスケットシューズ」「コンビニとハイヒール」「立て札と目玉焼き」

「桃と玄関チャイム」「分電盤とジョギングと、パイナップル」
5話収録の連作短編集。

主人公は大学を卒業し郊外型の広大なショッピングモール内にあるスポーツショップへ就職した坂出。

通勤の便を考えて入居したのは色気のない「カスミ壮」

どこにでもいそうな素朴な青年と個性豊かなカスミ壮の住人達との触れあいを今では珍しく感じ、ちょっと羨ましくなる。

ほのぼの系かと思えば不穏な要素も入り込みキツネにつままれた様な読後感。




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