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こうして誰もいなくなった/有栖川 有栖【レビュー】

★★★

「館の一夜」「線路の国のアリス」「名探偵Q氏のオフ」「まぶしい名前」「妖術師」 「怪獣の夢」「劇的な幕切れ」「出口を探して」「未来人F」「盗まれた恋文」「本と謎の日々」「謎のアナウンス」「矢」「こうして誰もいなくなった」
短編から中編まで14話が収録された作家デビュー30周年を飾る作品集。

ノンシリーズ物なのでファンタジー、ホラー、ミステリーと多岐にわたる内容になっていた。

好みは以前『毒殺協奏曲』で既読だがミステリー要素がある「劇的な幕切れ」登場人物もろとも、まんまと騙された。

巻頭の「館の一夜」のオチも好き。




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