★★★
「諧和会議」「猫とねずみのともぐらし」「ココア」「猫のエルは」「とりあえずこのままいこう」の5編収録。
町田さんの作品は過去何度も手に取る物のいつも途中で挫折。
さて今回は…。
1話目の「諧和会議」は日本語を話す動物達の会議の様子が描かれている。
議長は蛙の蛙真一郎、出席者は話の長い馬山五郎、かたつむりのマイマイツブリ、牛の乳牛山八郎、その他そうそうたる顔ぶれ。
ネーミングから言葉のチョイスまで非常にシュールで不覚にも時々噴いてしまった。
5編共、良く解らないが解らないのが正解の様な猫物語。
イラストもシュールで可愛い。

幼少期から本が大好きなよつばと申します。私と同じく本が好きな方々の参考になれば幸いです。SNSもフォローしてくださると嬉しいです。