★★
「夜の記憶」「呪文」「罪人の選択」「赤い雨」
4話収録の短編集。
初出はそれぞれ1987年、2009年、2012年、2015~2017年と古い物では33年前の作品。
『黒い家』が好きだったので期待して手に取るもミステリーは表題作の「罪人の選択」のみで、後の3篇はSF色が強く用語が全く頭に入って来なかった。
片方に猛毒が混入している一升瓶と缶詰を罪人に差出し、正解を当てさせる表題作の展開は多少ドキドキはするものの、あっさりとした読後感。
マガツ蠅、アカガネグモ、チミドロ等、気味の悪い虫や独特なSFの世界感にお手上げ。

幼少期から本が大好きなよつばと申します。私と同じく本が好きな方々の参考になれば幸いです。SNSもフォローしてくださると嬉しいです。