★★★★
初読みの作家さん
27歳、大学院生の須藤周二が5歳年上の彼女・松川夏美と共に与那国島に行き、その島で「島留学」中の17歳の久遠花(くおん はな)と言う名の美しい少女に出会った事がきっかけで物語が展開して行きます。
花の探している「何か」を見つける過程で、周二の過去の出来事が浮かび上がりその関連性にも惹きつけられます。
ミステリー要素も残しながら、スピリチュアルな雰囲気があり結末が気になり一気読みでした。
探していた「何か」を知る事になる終盤では涙が溢れます。
目の前にあるかけがえのないもの、大切な存在について考えさせられる感動作でした。
はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆受賞歴☆
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第5回 ベストレビュアー賞受賞 「僕が僕をやめる日」
応募数92件 HN・よつば
松村 涼哉『僕が僕をやめる日』 第5回 レビュアー大賞 2020年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第6回 優秀レビュアー賞受賞 「かがみの孤城」
応募数599件 HN・よつば
辻村 深月『かがみの孤城』 第6回レビュアー大賞 2021年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第7回 ベストレビュアー賞受賞 「逆ソクラテス」
応募数748件 HN・よつば
伊坂 幸太郎『逆ソクラテス』 第7回レビュアー大賞 2023年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
ブクログ BEST USER AWARD 2023 Silver賞 HN・よつば