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スマホを持たない君へ/清水 晴木【レビュー】

★★★

「遠野樹はスマホを持たない」
「朝田悠斗はスマホが欲しい」
「水川玲奈のスマホは鳴らない」
「スマホを持たない君へ」
4話で構成された連作短編集。

今や生活に欠かせないスマホだが、利便性の裏には人生を狂わせる危うさが潜む。
ながら運転で6人が犠牲となった高速事故は記憶に新しい。

本作は4人の中学生の視点で描かれる。
思春期の揺らぎにスマホが絡むことで関係は複雑化し、いじめにも発展する。

スマホは正しく使えば心強い道具だが、かけがえのない時間を奪う存在にもなり得る。

だからこそ二度と戻らない10代を大切に過ごしてほしいと思う。




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