わたしは栞を挟まない|sayuriの読書ブログ

彼の空のユンカース/柊 サナカ【レビュー】

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

彼の空のユンカース [ 柊サナカ ]
価格:1,848円(税込、送料無料) (2026/6/3時点)

★★★★

「彼の空のユンカース」「ベッドひとつぶんの私たち」二話収録。

事前情報を全く入れずに読み始めたので、読了後は胸にズシンと響くものがあった。

発端は、亡くなった曾祖母の鏡台に隠されていた一通の手紙と歌集。
高校生の雅美は、友人の凛とともに曾祖母の歌集の秘密を探り始める。

作中に登場する五・七・五・七・七の短歌の調べが少しずつ不穏さを帯びていき、物語の核心に触れた瞬間、一気に哀しみが押し寄せた。
最後に読む「あとがき」で、その哀しみは更に深まる。

二つ目の物語もとても良い。
今、生きていることの奇跡に改めて感謝したくなる。




  • 人気のレビュー
  • 関連するレビュー

気軽にコメントどうぞ

*
*
* (公開されません)