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★★★★
「彼の空のユンカース」「ベッドひとつぶんの私たち」二話収録。
事前情報を全く入れずに読み始めたので、読了後は胸にズシンと響くものがあった。
発端は、亡くなった曾祖母の鏡台に隠されていた一通の手紙と歌集。
高校生の雅美は、友人の凛とともに曾祖母の歌集の秘密を探り始める。
作中に登場する五・七・五・七・七の短歌の調べが少しずつ不穏さを帯びていき、物語の核心に触れた瞬間、一気に哀しみが押し寄せた。
最後に読む「あとがき」で、その哀しみは更に深まる。
二つ目の物語もとても良い。
今、生きていることの奇跡に改めて感謝したくなる。
はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆☆☆☆☆受賞歴☆☆☆☆☆
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