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白色光の影を浚う/遠坂 八重【レビュー】

★★★★

『死んだら永遠に休めます』で衝撃を受けた遠坂八重さんの新作もひりつく緊張感に満ちていた。

発端は六年前の交通事故。
七歳の少女が車に轢かれて亡くなり、一人の男性も帰らぬ人となる。

その出来事に関わった人々の過去と現在が交錯し、真実が明るみになるたび胸が締め付けられた。

罪のない人が不幸に巻き込まれていく物語は本当に悲しい。

一方で、自己保身に走り嘘を重ねる彼女のことだけは、最後まで許せなかった。

一瞬の悪意が、罪のない多くの人を不幸にする。
どれほど後悔しても取り返しのつかない現実があることを突きつけられる作品だった。




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