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最後のページを読み終え本を閉じた瞬間、清々しさと心地良さに包まれた。
昭和最後の夏、小学6年生だった遠藤宏志は、仲良しの友人、木島陽介と高頭健太の三人で騎士団を結成する。
勉強も運動も苦手なクラスの落ちこぼれ3人組が、これまたクラスで浮いている存在の女子、壬生紀子と関わり人生の大きな節目となるひと夏を過ごす事になる。
少年達の会話や行動に笑い、相手を思う優しさに泣ける。
31年後の彼らの姿に想いを馳せながら軽やかに読めた250頁。
騎士団の勇気に感動し、人と人を繋ぐ縁の奇跡を感じた。ずっと読んでいたいと思えた作品。
はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆受賞歴☆
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第5回 ベストレビュアー賞受賞 「僕が僕をやめる日」HN・よつば
松村 涼哉『僕が僕をやめる日』 第5回 レビュアー大賞 2020年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第6回 優秀レビュアー賞受賞 「かがみの孤城」HN・よつば
辻村 深月『かがみの孤城』 第6回レビュアー大賞 2021年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第7回 ベストレビュアー賞受賞 「逆ソクラテス」HN・よつば
伊坂 幸太郎『逆ソクラテス』 第7回レビュアー大賞 2023年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
ブクログ BEST USER AWARD 2023 Silver賞 HN・よつば