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★★★
ヤングケアラーの物語だ。
主人公の晴奈は閉塞感の漂う田舎町で暮らしている。
すべてが変わったのは、姉の小春が高校三年生のある日、突然姿を消した時だった。
「神隠しだ」と噂され、田舎特有の同調圧力もあって、家族は次第に周囲から距離を置かれるようになる。
娘の失踪で心を壊した母は、晴奈を姉の名前で呼ぶようになり、父は家を出てしまう。
不幸が重なる展開に、読み進めるのが辛かった。
お金で援助することだけを正義と信じ、娘の気持ちに寄り添おうとしない父親には、怒りが込み上げる。
晴奈の声にならない悲鳴が、聞こえてくるようだった。
はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆☆☆☆☆受賞歴☆☆☆☆☆
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