★★★★
映画化された『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の著者・汐見夏衛さんの最新作。
文字も大きく、分かりやすい言葉で描かれているので小学生でも手に取りやすいと思う。
主人公は、ある事がきっかけで学校へ行けなくなった中1の陽和。
夏休みに訪れた祖父母の家の裏山で、キミちゃんと言う名前の不思議な少女と出逢う。
キミちゃんと言葉を交わすたびに感じる違和感。
80年前の戦時中を生きていたキミちゃんとの出逢いが、陽和の心に大きな変化をもたらす。
生きている事は当たり前ではない。
戦後80年の今こそ、子供たちに読んで欲しい一冊。
※101頁 8行目
誤・ぜんぶまくいかない
正・ぜんぶうまくいかない
※101頁 10行目
誤・わたしなりの普通に
正・わたしなりに普通に

はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆☆☆☆☆受賞歴☆☆☆☆☆
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