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武闘刑事/中山 七里【レビュー】

★★★

「逃亡刑事」「越境刑事」に続くシリーズ第3弾。

“県警のアマゾネス”こと、千葉県警・高頭冴子が、部下の郡山巡査部長と殺人犯を追う。

郡山が親しくしていたマンションの隣人・小湊母娘が何者かによって銃殺される。
容疑者として浮上したのは在日米軍曹長スチュアート・ヒギンス。

日米地位協定の高い壁に阻まれ捜査は難航。
冴子と共に歯嚙みする思いで胃がキリキリした。

中山作品ゆえ、どんでん返しは想定内で犯人の目星は早い段階でついたが動機が知りたくて一気読み。

蓋を開ければ憎しみを向けられた被害者母娘が不憫すぎた。

冴子の正義が救い。




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