★★★
「逃亡刑事」「越境刑事」に続くシリーズ第3弾。
“県警のアマゾネス”こと、千葉県警・高頭冴子が、部下の郡山巡査部長と殺人犯を追う。
郡山が親しくしていたマンションの隣人・小湊母娘が何者かによって銃殺される。
容疑者として浮上したのは在日米軍曹長スチュアート・ヒギンス。
日米地位協定の高い壁に阻まれ捜査は難航。
冴子と共に歯嚙みする思いで胃がキリキリした。
中山作品ゆえ、どんでん返しは想定内で犯人の目星は早い段階でついたが動機が知りたくて一気読み。
蓋を開ければ憎しみを向けられた被害者母娘が不憫すぎた。
冴子の正義が救い。

はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆受賞歴☆
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第5回 ベストレビュアー賞受賞 「僕が僕をやめる日」
応募数92件 HN・よつば
松村 涼哉『僕が僕をやめる日』 第5回 レビュアー大賞 2020年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第6回 優秀レビュアー賞受賞 「かがみの孤城」
応募数599件 HN・よつば
辻村 深月『かがみの孤城』 第6回レビュアー大賞 2021年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第7回 ベストレビュアー賞受賞 「逆ソクラテス」
応募数748件 HN・よつば
伊坂 幸太郎『逆ソクラテス』 第7回レビュアー大賞 2023年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
ブクログ BEST USER AWARD 2023 Silver賞 HN・よつば