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ぐるぐる登山/高橋 陽子【レビュー】

★★★

高橋陽子さんの著書は初めて手に取りました。

ぐるぐる登山 まどう風 つまずく火 

よみがえる水 みる土 ぐるぐる下山

の6編が収録された連作短編集

「顕現」ケンゲンと言う特殊体質を持った幼馴染のアラサー女子4人組の物語です。

身体の一部が光る体質の「火のケンゲン」の莓(まい)

顔が変化してしまう「風のケンゲン」の井刈(いかり)

身体がふやけてしまう「水のケンゲン」の水奈(みな)

頭の中に土地が出来たりする「土のケンゲン」の香音(かのん)

フィクションならではの奇妙で面白い設定です。

昔話風なストーリーかと思いきや、歯に衣着せぬ発言でぶつかり合ったりストーカー対策を皆で考えたり喧嘩もするけど「ケンゲン」を持つ者同士、お互いに相手を想う気持ちも持ち合わせていてどこかほっとする物語になっています。

架空の物語なので今までで初めて味わう独特な世界観を感じました。
結構面白く読みました。




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