わたしは栞を挟まない|よつばの読書ブログ

レイアウトは期日までに/碧野 圭【レビュー】

★★★

「詰んだ」から始まるお仕事小説。

主人公は、職を失い、犬を拾った事でペット不可のアパートから退去せざるを得なくなった赤池めぐみ。

捨てる神あれば拾う神ありとは良く言ったもので赤池は、かねてから憧れていた装丁家・桐生青の元で住居も仕事もゲットする。

でも人生そう簡単にはいかない。
青の元でバリバリ仕事が出来るかと思いきや、やる事と言えば雑用メイン。
さてさて青と赤のデコボココンビ、どうなる事かとワクワクしながら読み進めた。

個性的な二人のキャラも良いが装丁の仕組みや用紙の事も知れて楽しい。

紙本の良さを再確認出来る一冊。




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