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間の悪いスフレ/近藤 史恵【レビュー】

★★★

「クスクスのきた道」
「未来のプラトー・ド・フロマージュ」
「知らないタジン」
「幻想のフリカッセ」
「間の悪いスフレ」
「モンドールの理由」
「ベラベッカという名前」
七話収録の連作短編集でシリーズ第四弾。

無口で不愛想な三舟がシェフを務める<ビストロ・パ・マル>には相も変わらず謎めいた人物が次々とやって来る。
高い料理をテイクアウトする中学生や料理教室に参加するも終始不機嫌な男性など。

美味しい料理を提供しながら名探偵シェフが彼らの抱えている悩みやトラブルを速やかに解決していく。

一番味わい深い作品は『幻想のフリカッセ』。




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