わたしは栞を挟まない|四つ葉の読書ブログ

僕の神さま/芦沢 央【レビュー】

★★★

「春の作り方」「夏の「自由」研究」「作戦会議は秋の秘密」
「冬に真実は伝えない」「春休みの答え合わせ」
5話収録。

小学5年生の僕のクラスにはみんなから神さまと呼ばれる水谷くんがいる。
物事を論理的に考え、名推理で問題を解決して行くさまは小5とは思えないクールさだ。

1話でほのぼのとしていると急転直下。

2話以降どんどん形相が変わり、水谷くんに対して不気味ささえ覚え、彼を形成した家庭環境も気になり出す。

知識がどれだけ豊富にあろうが経験に勝る物はない。

少年の取った行動に危うさと脆さを感じ、正義と紙一重の残酷さに慄く。




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