わたしは栞を挟まない|sayuriの読書ブログ

高島太一を殺したい五人/石持 浅海【レビュー】

★★★

高島太一、一体何をやらかした!?
五人もの人に殺意を持たれるなんてどんだけ悪い事をしたのかとドキドキ。

檜垣兵吾、須之内すみれ、中森直哉、川瀬奏音、松木真桜、同じ目的を持った五人が、群馬県の研修所に勢揃い。

彼らは皆、高島太一が運営している学習塾の講師仲間。
目的は同じでも、殺したい理由は千差万別。

ところがどっこい、彼らが研修所に着いて目にしたのは既に意識を失い倒れている高島太一。
ここから彼らの推理合戦が繰り広げられる。

殺したい理由も、殺す算段も馬鹿馬鹿しくてつい笑っちゃう。

悲壮感や緊張感ゼロのユーモアミステリ。




  • 人気のレビュー
  • 関連するレビュー

気軽にコメントどうぞ

*
*
* (公開されません)