★★★★
本好きには堪らない作品。
年を取り殆ど目が見えなくなった王様の依頼で二人の男(又吉直樹&ヨシタケシンスケ)が世界中を回り『珍しい本』を探して来るといった設定。
見るだけで癒されるヨシタケさんの、ほのぼのとしたイラストと文章。
思わず笑っちゃう。
又吉さんの達者な大喜利と丁寧な文章にも引き込まれる。
二人の語りが交互に描かれ第13夜まで続く。
笑えるものから涙腺を刺激するものまで内容もバラエティー豊かで楽しめる。
特に又吉さんが書かれた第7夜はショートドラマを見ているようで余韻が残った。
エピローグのオチまで愉快な至福本。

幼少期から本が大好きなよつばと申します。私と同じく本が好きな方々の参考になれば幸いです。SNSもフォローしてくださると嬉しいです。