わたしは栞を挟まない|sayuriの読書ブログ

7年/こがらし 輪音【レビュー】

★★★

人生に後悔はつきもの。
あの日あの場所に戻ってもう一度人生をやり直したいと考える事がある。

時は2020年10月。
主人公は、新型コロナウイルスが蔓延する中、仕事も家庭も上手くいかず急性肝炎で入院した48歳の五百旗頭照夫。

目覚めるとそこは7年前の世界。
1日を経るごとに41歳、34歳、27歳、20歳、13歳、6歳、0歳へとタイムリープしていく。

ファンタジーの様だが実際起こった出来事が随所に盛り込まれ現実感がある。

ワンマンでいけすかなかった主人公が過去に戻り大切な事に気付き、変わろう・変えようとする姿に心和む読後。




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