わたしは栞を挟まない|よつばの読書ブログ

疼くひと/松井 久子【レビュー】

★★★

参りました。

刺激的な描写と濃厚接触にストーリーが入って来ない。

主人公は古稀を迎えた脚本家・唐沢燿子。
facebookに届いた見知らぬ男性からの友達リクエストが発端となり燿子の老いらくの恋が始まる。

相手は15歳も年下の沢渡蓮と、何とも好奇心がそそられる内容。
70歳で、こんな年下の男性から言い寄られるなんて羨ましい。

惜しむらくは私自身が沢渡に全く魅力を感じない点。
沢渡がもっと素敵に描かれていたら燿子に共感出来たかも。

「女は灰になるまで女」
年齢を重ねても、良い出逢いがあり、恋が生まれたらそんな幸福な事はない。




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