わたしは栞を挟まない|sayuriの読書ブログ

育休刑事/似鳥 鶏【レビュー】

★★★

「人質は寝返りをする」「瞬間移動のはずがない」「お外に出たらご挨拶」
3話収録の連作短編集。

主人公は男性刑事としては初の育休に挑戦中の秋月春風(あきづきはると)。
生後3ケ月になる息子・蓮くんの子育てに奮闘している。

妻の沙樹は姉の高校時代の同級生という設定。

文中に時々出て来る※の注釈が親切ではあるが少し面倒くさい。

赤ちゃんの描写はリアルで外出の際の必需品や、オムツ替えの時に感じるおしりの可愛さなど、あるあるが一杯。

会話が多くコメディータッチなので軽く楽しめるが個人的には『そこにいるのに』の様な作風の方が好み。




  • 人気のレビュー
  • 関連するレビュー

気軽にコメントどうぞ

*
*
* (公開されません)