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偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理/降田 天【レビュー】

★★★★

「鎖された赤」「偽りの春」「名前のない薔薇」「見知らぬ親友」「サロメの遺言」
5話収録のミステリー短編集。

表題作は第71回日本推理作家協会賞受賞作品。

各話独立した短編だがリンクされている部分があり全て読み終えると疑問に思っていた箇所の謎が解けてスッキリする。

元刑事、現在は交番勤務の狩野と容疑者の心理戦、騙し騙されの展開はドキドキしながら楽しめる上、さり気無い伏線が随所に隠されていて短編ならではのキレ味が心地良い。

イヤミス感が強い「見知らぬ親友」はインパクト大。

地味な装丁が勿体ないと思えるくらい充実した短編集。




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