わたしは栞を挟まない|sayuriの読書ブログ

不倫のオーラ/林 真理子【レビュー】

★★★

林 真理子さんのエッセイ
2017年1月19日号から2018年1月11日号まで週刊文春に連載された分をまとめた物です。

タイトルは「不倫のオーラ」ですが、内容は不倫以外にも家族、健康、食事、ダイエット、旅行、オペラ、政治、芸能etcと盛りだくさんです。

いつもながら芸能人の名前が伏字ではなく実名で書かれているので、モヤモヤせず非常に解りやすい。
りゅうちぇる、マツコ、ピコ太郎、ゆりやん等々、話題性のある芸能人の観察力と洞察力はさすが。

問題を起こした俳優さんをビシバシぶった切り、金正恩の事を「核というオモチャで舞い上がっているデブのお坊ちゃまクン」と形容する。
歯に衣着せぬ物言いは健在で時々プププと笑ってしまいました。

自身の老化についても語っておいでですが、まだまだそのパワフル振りは逞しく羨ましい限り。

ドラマ「過保護のカホコ」私も林さん同様、高畑充希ちゃんの可愛さにやられました。
時にシンミリ、殆どは笑って読める楽しいエッセイです。




  • 人気のレビュー
  • 関連するレビュー

気軽にコメントどうぞ

*
*
* (公開されません)