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沖晴くんは死神と笑う/額賀 澪【レビュー】

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沖晴くんは死神と笑う (双葉文庫) [ 額賀澪 ]
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★★★★

額賀澪作品のなかでも、私のベスト1は2020年に読んだ『沖晴くんの涙を殺して』だ。
その続編となる本作を手に取り、再び沖晴くんに会えた喜びで胸がいっぱいになった。

北の大津波で家族を失い天涯孤独となった17歳の彼は24歳の社会人へと成長していた。

転勤先の東北で出会うのは、同じ津波によって喜びの感情を失った万智。

まるで運命に導かれるような二人の出会いに心を揺さぶられた。

震災を経験した者同士だからこそ分かり合える痛みと優しさがある。

何気ない日常は決して当たり前ではない。
その尊さを改めて実感させてくれる一冊だった。




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