わたしは栞を挟まない|sayuriの読書ブログ

さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい/古内 一絵【レビュー】

★★★★

「さくらんぼティラミスのエール」
「幻惑のキャロットケーキ」
「追憶のたまごスープ」
「旅立ちのガレット・デ・ロワ」

4話収録の連作短編集でシリーズ第四弾にして最終巻。

一話から、女子高生たちの繊細で痛みを伴う関係性に心がざわつく。
視野が狭まり、自己中心的なふるまいへと滑り落ちていく描写が秀逸。

三話では、トロフィーワイフという立場に固執する女性の姿が鮮烈で読み応え十分。

そして今作でも、シャールさんの懐の深さ、誰に対しても分け隔てなく向き合う姿勢に心を打たれた。

きっとまた読み返す。
そんな確信を持てる宝物のような作品。




  • 人気のレビュー
  • 関連するレビュー

気軽にコメントどうぞ

*
*
* (公開されません)