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★★★★
櫛木理宇さんの最新刊はグロテスクな要素を封印した社会派ミステリー。
大手広告代理店の面接会場でコネ入社を確約された大学生が毒殺される。
同時刻、電力会社では男が侵入し、立てこもり事件が発生する。
犯人は、SNSで繋がった就職氷河期世代の男達だった。
彼らの行為は決して許されるものではない。
しかし、彼らが歩んできた厳しい半生に思いを馳せると胸が苦しくなり、同情にも似た感情が芽生えてしまう。
エコーチェンバーの渦の中で、怒りの矛先を社会へ向けていった彼らはどこで道を誤ったのか。
読み終えてからもその問いが頭から離れない。
はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆☆☆☆☆受賞歴☆☆☆☆☆
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第5回 ベストレビュアー賞受賞 「僕が僕をやめる日」
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