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魔女と過ごした七日間/東野 圭吾【レビュー】

★★★★

近未来の日本。
自動運転技術が進み、AIによる監視システムが強化され、国民はIDナンバーカードで管理される。

そんな中、指名手配犯捜しのスペシャリスト、見当たり捜査員だった元刑事が殺された。
父を亡くした少年・陸真の熱く濃密な七日間の大冒険が始まる。

陸真と親友の純也、不思議な力を持つ女性・円華、三人のキャラが立っていて絶えず脳内で映像が流れた。

ミステリとファンタジー要素もありながら、少年二人の関係性が微笑ましく、青春小説としても楽しめた。

どれだけAI化が進んでも人の感情の豊かさには及ばないだろうと感じた読後。




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