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此の世の果ての殺人/荒木 あかね【レビュー】

★★★★★

文句なしの面白さ。
江戸川乱歩賞史上最年少、23歳の受賞に驚きと喜びが込み上げる。

かなりぶっとんだ設定だ。
約二ヶ月後に小惑星「テロス」が日本に衝突し地球は滅び人類は滅亡すると発表される。

なのに自動車学校で呑気に教習を受けている主人公の小春。
シュールだ。

だが、イサガワ教官と教習車のトランクで女性の死体を発見した事をきっかけに、地球最後の謎解きがスタートする。

荒唐無稽な物語だが、めくるめく展開にページを捲る手が止まらない。
終盤、殺人犯との対決に至っては緊張が最高潮に達し心臓がバクバク。

衝撃と感動で大満足の読後。




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コメント一覧

  • Comments ( 2 )
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  1. よつばさん、はじめましてこんにちは。
    読書メーターでいつもレビューを拝見し、的確というか文章力が素晴らしくてずっと尊敬しています。
    ただ、いつの頃からかなぜかナイスが全然押せなくて、コメントも出来ないんです(泣)
    もしかして、ブロックされちゃったのかなぁなんて諦めていました。
    でも今回「レジデンス」でナイスしていただいてたので嫌われてるわけではないと思いこちらから連絡させていただきました。
    よつばさんの読んだ本や読みたい本はいつもチェックして参考にさせてもらってます(*^^*)
    これからもレビュー楽しみにしています。
    いきなりすみませんでした、失礼します(^_^)

    • ぽ~さん、はじめまして♪
      コメント嬉しいです。ありがとうございます(*´▽︎`*)

      ブロックした覚えは全くないのですが、先程ぽ~さんのページで確認した所、ブロックになっていました^^;
      多分ですが夜中にスマホを触っていて誤って操作したのかも知れません(時々やっちまいます)すみません。
      もう大丈夫だと思いますので、これからも気軽にコメントなどして頂ければ嬉しいです。
       
      ご迷惑、ご心配をお掛けしましたが、これからもどうぞ宜しくお願いします<(*_ _)>

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