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とあるひととき: 作家の朝、夕暮れ、午後十一時/アンソロジー【レビュー】

★★★★

14人の豪華な作家陣が「朝」のひととき、「夕暮れ」のひととき、「午後11時」のひととき、3つの時間帯をモチーフに描いたエッセイアンソロジー。

全篇とても良かった。

人を肯定する優しさに包まれる三浦しをんさん『目覚めたときが朝』。

思わずにんまりとしてしまう道尾秀介さん『こうして背表紙は増えていく』。

この世界が愛おしくなる西加奈子さん『間違いなく朝は』。

涙腺を刺激する重松清さん『指一本、指二本……』、川上未映子さん『夕暮れの、どんな空を見ても』、吉本ばななさん『そわそわ、しみじみ』。

言葉がゆっくりと心に染み渡る。




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コメント一覧

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  1. とても久しぶりです(*^^*)昼休みにおじゃまします。
    これ、読んでみたいなぁ。
    まだ、読まなきゃシリーズ数冊あるので、そのうちになるけど。
    いつも素敵な本の紹介ありがとう。

    • マカプウさん、お久~(*´˘`*)
      貴重なお昼休みの時間に覗いてくれてありがとう。
      このエッセイ、どれもとても良かったので、いつか手に取ってみてね♡

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