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ヒポクラテスの悔恨/中山 七里【レビュー】

★★★★

「老人の声」「異邦人の声」「息子の声」「妊婦の声」「子供の声」
5話収録の連作短編集でシリーズ第四弾。

冒頭で光崎藤次郎まさかのテレビ出演。
それに端を発し翌朝、放送局ホームページに書き込まれたのは自然死に見せかけた殺人の犯行予告。

今回も死者に真摯に向き合い声を聴き、死の真相を解明し最後は犯人に迫って行く。

光崎教授、助教・真琴、歯に衣着せぬ発言をするキャシー、埼玉県警捜査一課の古手川刑事、其々の登場人物が生き生きと脳内に浮かんで来た。

解決までの流れはパターン化されているので新鮮味はないが安定の法医学ミステリー。




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