★★★
今まで読んだ事のある重松清さんの作品とはうってかわり
とても濃厚な官能恋愛小説でした。
伝説の娼婦、なぎさと関わる事でそれぞれの主人公が眠りに落ち
夢の中で青春時代にワープしてしまうと言ったファンタジー要素も盛り込まれた連作短編集です。
文庫ですがページ数も多く分厚い1冊でそれに比例して中身もかなり濃厚でした。
こんな引き出しもあったのかと純粋に驚かされた1冊です。

幼少期から本が大好きなよつばと申します。私と同じく本が好きな方々の参考になれば幸いです。SNSもフォローしてくださると嬉しいです。