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ぬひんさまの塔/綿原 芹【レビュー】

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ぬひんさまの塔 [ 綿原 芹 ]
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★★★

2025年『うたかたの娘』で第45回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈大賞〉〈カクヨム賞〉をダブル受賞した綿原芹さんの2作目はタワマンホラー。

主人公は都心のタワマンに住むことを熱望していた清那。
格安でヴィンテージタワマンの低層階を購入したものの、入居直後から違和感が募る。

全戸のバルコニーに挿された黒い風車、意味不明なルール、高層階からの露骨なマウンティング、そして敷地に祀られた神〈ぬひんさま〉の存在。

終始じっとりとした空気感。

説明のつかない怪異も恐ろしいが、人間の業の深さこそ最大の恐怖。

こんなタワマンは無理。




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