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無音 忌み語を紡ぐ町/櫛木 理宇【レビュー】

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無音 忌み語を紡ぐ町 [ 櫛木 理宇 ]
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★★★

装幀の不気味さに加え、帯の「背筋も凍る櫛木ホラーの真骨頂」という文言が更に恐怖を煽る。

物語の舞台はD県十櫃町。
ここでは忌み語(避けるべき言葉や表現)が異様に多い。

たがい違い、アカンボ、くっつく、そして主人公・那月の中学時代の同級生の名・タカシマサキ。

十四年ぶりに町へ戻った那月の周囲で不審な出来事が次々と起こりはじめる。
ついには娘まで意味不明の言葉を口走り、豹変してしまう。

終始、じっとりと粘つく空気がまとわりつき、背筋がひんやりとした。

長男優遇の風習、毒親問題なども絡みまさに櫛木ホラーの真骨頂といえる一冊。




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