わたしは栞を挟まない|sayuriの読書ブログ

家(族)壊します/桜井 美奈【レビュー】

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

家(族)壊します [ 桜井 美奈 ]
価格:2,420円(税込、送料無料) (2026/6/14時点)

★★

「消したい家」
「壊したい家」
「生き続ける家」
「死んだ家」
4話収録の連作短編集。

桜井美奈さんにはスリリングなミステリーを期待してしまうが、本作は家族という病と再生を描いた物語だった。

主人公は、先天性腎疾患を抱える5歳の妹を世話する22歳の海愛。
仕事を盾に家庭を顧みない父と、冷えた態度の母の間で、ヤングケアラーとして日々を送っている。

だが家屋解体業の折原との出会いが、彼女の生活に静かな変化をもたらしていく。

会話が多くテンポよく進む一方、描写に厚みが乏しく全体に軽さが残る印象。

「雨降って地固まる」的な家族小説。




  • 人気のレビュー
  • 関連するレビュー

気軽にコメントどうぞ

*
*
* (公開されません)