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★★
遺産相続を巡る“骨肉の争い”という言葉を耳にする事があるが本作に登場する家族も例外ではない。
クセの強い母親が遺した不動産を巡って、四きょうだいの間に亀裂が走る。
8000万円で売却し一人2000万円ずつ分けたい3人と、1億円で売って2500万円を得たいと主張する末の妹。
元々仲が良いとは言えなかった彼らの関係は更に悪化していく。
お金はあるに越したことはないのかもしれないが、ここまで露骨に欲が見えると、どこか虚しさを感じてしまう。
登場人物それぞれが抱える家庭の事情も重なり頁を捲る手が重くなる様な読書時間だった。
はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆☆☆☆☆受賞歴☆☆☆☆☆
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