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七月の鋭利な破片/櫛木 理宇【レビュー】

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七月の鋭利な破片 [ 櫛木理宇 ]
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★★★★

2009年、林間学校に参加した小学5年生の乃江瑠がペドフィリア(小児性愛者)の須藤に殺害された。

14年の時を経て乃江瑠と同じ班だった青哉、武丸、凪、若葉の四人が再会。

そして再び殺人事件が発生。

物語は2009年と2023年を交互に描きながら展開していく。

櫛木作品に見られる悍ましさは控えめだが、本作では自己愛性パーソナリティ障害やヤングケアラー問題を絡め、社会派小説としても読み応え十分。

守られるべき子どもが守られないまま大人の身勝手さに巻き込まれていく。

大人が責任を放棄した時、子らに深い傷が残る事を痛感する。




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