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大阪市中心部から30分、そこから更にバスで30分、長閑な山里に佇む山之上家事学校。
ここは男性を対象とした生活の為の家事学校である。
この学校へ通って来るのは年代がバラバラな訳あり男性達。
主人公の幸彦は妻に離婚を突き付けられた後、荒んだ生活を送っている。
「外で仕事をしている俺がなぜ家事をやる必要がある?」
とんだ勘違い野郎だ。
幸彦のような男性は、この世の中にわんさか存在すると思う。
家事に終わりはなく、生きている限り生活は続いていく。
花村校長の家事に対する思いが素敵だ。
家事を見下す男性諸君に手に取って欲しい一冊。
はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆受賞歴☆
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第5回 ベストレビュアー賞受賞 「僕が僕をやめる日」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第6回 優秀レビュアー賞受賞 「かがみの孤城」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第7回 ベストレビュアー賞受賞 「逆ソクラテス」
ブクログ BEST USER AWARD 2023 Silver賞