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灰になったら夫婦円満/小川 有里【レビュー】

★★★★

2023年に刊行された『死んでしまえば最愛の人』の第二弾。
前作未読でも全く問題ない。

実話を元にした短編が36話収録されている。

前作も面白かったけれど、本作も何度も声を出して笑った。

作家さんは1946年生まれ。
80歳目前とは到底思えない軽妙な語り口。

シニアあるあるが盛りだくさんで、ここまで言っていいの?と不安になるほど本音と毒舌のオンパレード。

でも全く不快にならず、全てをユーモラスに描いているのが素晴らしい。

シニアの恋愛事情から介護や遺産問題まで、愛もあれば毒もある。

小川有里さん、第三弾お待ちしています。




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