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JK (IV)/松岡 圭祐【レビュー】

★★★

こんなに愛おしく思える連続殺人犯は他にいない。

JKシリーズ第四弾。
JKは女子高生ではなくジョアキム・カランブーを略したもの。
途轍もなく強い人物を意味している。

本作では21歳の李沢直也が主人公。
同棲していた直也の婚約者・絵夢の失踪から物語は大きく動き出す。
絵夢を名乗っていた女性は一体…。

勧善懲悪、復讐劇は大好物。
今回も満身創痍で悪を成敗する有坂紗奈の活躍を見守り続けた。

物語終盤はアクションシーン満載で手に汗握る展開。
正義の為に身を挺して闘う紗奈に感動すら覚えた。

いつか彼女に平穏な日々が訪れる事を心から願う。




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