★★★
第27回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。
主人公は大宮署の刑事・蝶野未希51歳。
別居中の夫・隼人は交通課勤務。
二人の間には息子がいたが何者かに冷蔵庫に閉じ込められ死亡。
犯人が逮捕されないまま17年の月日が流れた。
そして起きたドライアイス連続殺人事件。
両者の間に何らかの関係があるのは確実だが犯人像はなかなか見えて来ない。
いくつもの要素が複雑に絡み合い、誰が誰を操っているのか知りたくて一気読み。
終盤は怒涛の展開で二度三度と衝撃を受けた。
ただ劇画調の装丁が残念。
クールなデザインの方が作品を表現出来た様に思う。
はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆受賞歴☆
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第5回 ベストレビュアー賞受賞 「僕が僕をやめる日」
応募数92件 HN・よつば
松村 涼哉『僕が僕をやめる日』 第5回 レビュアー大賞 2020年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第6回 優秀レビュアー賞受賞 「かがみの孤城」
応募数599件 HN・よつば
辻村 深月『かがみの孤城』 第6回レビュアー大賞 2021年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第7回 ベストレビュアー賞受賞 「逆ソクラテス」
応募数748件 HN・よつば
伊坂 幸太郎『逆ソクラテス』 第7回レビュアー大賞 2023年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
ブクログ BEST USER AWARD 2023 Silver賞 HN・よつば