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好きになってしまいました。/ 三浦 しをん【レビュー】

★★★

しをんさんが、2012年から2022年の間に様々な媒体で書いたエッセイを纏めたもの。

「美と愛はあちこちに宿る」
「あなたと旅をするならば」
「活字沼でひとやすみ」
「悩めるときも旅するときも」
「ささやかすぎる幸福と不幸」
全5章で構成されたエッセイ集。

テンポの良いリズミカルな文体の中にユーモアが溢れている。

良いなと感じたのは『きらめきの記憶』。
高級ブランドショップでの店員さんとのエピソードは楽しくて心が温まる。

『希望の塔ーなぜ、ひとは積ん読するのか?」も好き。
積み上がる本を希望の象徴と捉えれば幸福感は増すばかり。




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