わたしは栞を挟まない|sayuriの読書ブログ

リセット/五十嵐 貴久【レビュー】

★★★

シリーズ第七弾。
時系列で言えば第二弾となる本作は高校生時代のリカの物語。

リカのいる所に悪臭あり。

この先どれだけ残酷な事が起きるのか、それに関わっているのは誰か、全て分かっていても心臓がバクバクする。

今作はリカを引き取った升元家を軸に、この家の次男・晃の視点で描かれる。

突然、目の前に現れた美少女・リカに一瞬で恋に落ちる晃。
恋は盲目とは良く言ったもので友人の助言も聞かず、自分の身の回りで次々起きる不審な出来事はリカと無関係だと思い込む。

悪意はすぐそばにある。

リカに関わったら最後、誰もこの呪いから逃れられない。




  • 人気のレビュー
  • 関連するレビュー

気軽にコメントどうぞ

*
*
* (公開されません)