★★
コロナ禍を背景にネグレクトと貧困をテーマに描いた社会派ミステリー。
物語の主人公は小学5年生の咲陽。
母親に言われた「家は恵まれてるんだから、困っている人がいたらなにかしてあげないとね」の一言が忘れられないでいる。
そんな中、自宅のすぐ裏のアパートに住む同級生・小夜子の父親が帰って来なくなり、親に内緒で彼女を匿う事を決意する。
ラブホテルで起きた殺人事件との関係は?
うーん、コロナ禍の現状はリアルに描かれているも、それ以外の部分に現実味がなさ過ぎて勿体ない感じがする。
ミステリーと言うよりは少女の友情物語のような趣。
はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆受賞歴☆
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第5回 ベストレビュアー賞受賞 「僕が僕をやめる日」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第6回 優秀レビュアー賞受賞 「かがみの孤城」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第7回 ベストレビュアー賞受賞 「逆ソクラテス」
ブクログ BEST USER AWARD 2023 Silver賞