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陽だまりに至る病/天祢 涼【レビュー】

★★

コロナ禍を背景にネグレクトと貧困をテーマに描いた社会派ミステリー。

物語の主人公は小学5年生の咲陽。
母親に言われた「家は恵まれてるんだから、困っている人がいたらなにかしてあげないとね」の一言が忘れられないでいる。

そんな中、自宅のすぐ裏のアパートに住む同級生・小夜子の父親が帰って来なくなり、親に内緒で彼女を匿う事を決意する。
ラブホテルで起きた殺人事件との関係は?

うーん、コロナ禍の現状はリアルに描かれているも、それ以外の部分に現実味がなさ過ぎて勿体ない感じがする。

ミステリーと言うよりは少女の友情物語のような趣。




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